SONY のICレコーダ ICD-UX534F を買った.
前にICレコーダを買ったのは,もう10年以上前.受験勉強用に購入した.大学に入ってからは講義を録音したりもした.今でも大学の講義が残っているが,音声ファイルが独自規格で専用のプレーヤでないと再生できない.
SONY の ICD-R100 と言うモデル.メモリは16MBで音質を落としても150分しか録音できない.1日1講義しか録音できなく,どの講義を録音しようか迷ったものだ.
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199902/99-026/
今回買ったのは,同じくSONY の ICD-UX534F と言うモデル.購入した決めては,
・胸ポケットに入れて使おうと思うので小さくて軽いこと.
・録音したファイルをPCで管理できること.
・容量を気にしなくていいように外部メモリ micro SD が使えること.
http://www.sony.jp/ic-recorder/products/ICD-UX534F/
どれだけ進歩したか機能を比較.
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ICD-R100 |
ICD-UX534F |
メモリ |
16MB |
8GB |
最大録音時間 |
SP64分/LP150分 |
LPCM 44.1kHz/16bit(ステレオ高音質)12時間5分
MP3 192kbps(ステレオ標準) 89時間25分
MP3 128kbps(ステレオ長時間) 134時間
MP3 48kbps(モノラル標準) 357時間
MP3 8kbps(モノラル長時間) 2147時間 |
録音方式 |
モノラル |
ステレオ |
周波数特性 |
SP 280~4800Hz
LP 250~3000Hz |
LPCM 44.1kHz/16bit(ステレオ高音質)50Hz~20000Hz
MP3 192kbps(ステレオ標準) 50Hz~20000Hz
MP3 128kbps(ステレオ長時間) 50Hz~16000Hz
MP3 48kbps(モノラル標準) 50Hz~14000Hz
MP3 8kbps(モノラル長時間) 60Hz~3400Hz |
サイズ(幅/高さ/奥行き) |
約44.4×100.5×12.5mm
最大突起部分含まず |
約36.6×102.0×13.9mm |
電池 |
単4電池 2本 |
単4電池 1本 |
重さ(電池含む) |
68g |
58g |
電池持続時間 |
連続録音19時間
連続再生10時間 |
MP3 48kbps 連続録音25時間 |
その他 |
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FMラジオ,外部メモリ(micro SDHC)対応 |
ICD-UX534F のパッケージ.結構な値段だが,つるして売るタイプのパッケージ.
ICD-UX534F の付属品.
・ステレオヘッドホン 1本
(イヤーピースは 小,中,大 がある.コード長はコネクタから左イヤホンまで約110cm)
・USB接続補助ケーブル 1本
・オーディオコード 1本
・ソニー単4形充電式ニッケル水素電池(CycleEnergy 750mAh) 1本
・キャリングポーチ 1つ
付属のステレオヘッドホン
ステレオヘッドホンのコードの分岐部分に「MDR-EX0300」とかかれている.
micro SD を入れるところは電池カバーの中にある.
本体.通常時は電源OFF状態で,使うときに電源をONし録音/再生ボタンを押して使う.
ICD-R100には電源スイッチがなかった.そのため,待ち時間ゼロで録音開始できた.
おそらく,ソフトウェア制御に変わったのだろう.電源ONでソフトウェアが起動し,その待ち時間が2,3秒かかる.
後のボタンをスライドさせるとUSBが出てくる.これでPCとのデータのやりとりと充電ができる.本体で充電できるため,USBさえあればいつでも充電できるので安心感がある.
PCとUSBでつなぐとICレコーダの画面は「接続中」と表示され充電中を示しているであろう電池マークが表示される.この画面になるとICレコーダの操作は出来ないようだ.本体のボタンを押しても何も反応がない.
付属ソフトの 「Sound Organizer」.ソニーのソフトで初めて「イイじゃん」と思った.
最後に,ICレコーダと一緒に使うために買った,テレフォンピックアップ.SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-TL3.イヤホンの背面にマイクがついていて,これをしながら電話をすると通話を録音することができる.