FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き)

スイッチサイエンスのFTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き) を買いました。

Raspberry Pi で使おうという魂胆です。

接続に必要な物

・microUSB のケーブル
・オス-メス のケーブル3本

 

Raspberry Pi との接続の仕方

それほど難しくないです。

まず、5V/3.3V切り替えのジャンパピンを3.3Vにします。

以下のように接続します。

| Raspberry Pi   | FDTI USBシリアル変換アダプター   
-------------------------------------------------
| GND            | GND
| UART TXD       | RX
| UART RXD       | TX

 

ドライバ

PCのUSBに接続してドライバを入れます。インターネットから更新をするとすんなり入りました。

 

物理的な接続ができたら、Tera Term などで接続します。

シリアル(E) ポート(R) の 「COM3: USB Serial Port(COM3)」 を選択します。
※番号はそれぞれの環境で違うと思うので読み替えてください。

ボー・レートが 115200 なので注意が必要です。

設定 – シリアルポート で変更します。
115200

[Enter]キーを押すとプロンプトが表示されます。

 

参考

スイッチサイエンス FTDI USBシリアル変換アダプター(5V/3.3V切り替え機能付き)
https://www.switch-science.com/catalog/1032/

デバイスドライバインストール時に 「指定されたカタログファイルにファイルのハッシュがありません。」 と表示された場合の回避方法

現象

ここではWindows 10 で、ドライバをインストールしようとしたら「指定されたカタログファイルにファイルのハッシュがありません。」というエラーメッセージがでてドライバをインストールできない場合の解決方法を説明します。

1 指定されたカタログファイルにファイルのハッシュがありません。

解決方法の流れ

流れは、以下のようになります。

①テストモードで入るように設定する

②テストモードでドライバをインストールする

③設定を元に戻す

では、説明していきます。

 

①テストモードで入れるように設定する

 ①-1 コマンドプロンプトを管理者として実行

「スタートメニュー」の「すべてのアプリ」からコマンドプロンプト選択し、
右クリックメニューの「管理者として実行」で起動させます。

2 コマンドプロンプトを管理者として実行

 ①-2 bcdedit /set TESTSIGNING ON

bcdedit で テストモードで起動するように設定します。
設定前に現在の設定内容を bcdedit と打って確認します。
bcdedit /set TESTSIGNING ON と打って設定
もう一度 bcdedit と打って設定されていることを確認します。


Microsoft Windows [Version 10.0.10240]
(c) 2015 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Windows\system32>bcdedit

Windows ブート マネージャー
--------------------------------
[省略]

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier              {current}
device                  partition=C:
path                    \Windows\system32\winload.exe
description             Windows 10
locale                  ja-JP
inherit                 {bootloadersettings}
recoverysequence        {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
recoveryenabled         Yes
allowedinmemorysettings 0x15000075
osdevice                partition=C:
systemroot              \Windows
resumeobject            {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
nx                      OptIn
bootmenupolicy          Standard

C:\Windows\system32>bcdedit /set TESTSIGNING ON
この操作を正しく終了しました。

C:\Windows\system32>bcdedit

Windows ブート マネージャー
--------------------------------
[省略]

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier              {current}
device                  partition=C:
path                    \Windows\system32\winload.exe
description             Windows 10
locale                  ja-JP
inherit                 {bootloadersettings}
recoverysequence        {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
recoveryenabled         Yes
testsigning             Yes
allowedinmemorysettings 0x15000075
osdevice                partition=C:
systemroot              \Windows
resumeobject            {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
nx                      OptIn
bootmenupolicy          Standard

C:\Windows\system32>

これでテストモードで入るための設定は完了。

②テストモードでドライバをインストールする

 ②-1 再起動、テストモードの表示を確認

再起動します。
特に起動時に何かするということはなく、Windows が立ち上がるのを待ちます。
Windows が立ち上がったら、画面右下に「テストモード」と表示されていればOKです。

4 再起動、テストモード中の表示

 ②-2 「ドライバーソフトウェアの発行元を検証できません」と出るけど構わずインストール

通常通りデバイスドライバをインストールします。
「ドライバーソフトウェアの発行元を検証できません」と表示されるが、
「ドライバーソフトウェアをインストールします」を選択してインストールします。

5 ドライバーソフトウェアの発行元を検証できません

 ②-3 ドライバーソフトウェアが正常に更新されました。

「ドライバソフトウェアが正常に更新されました。」と表示されインストール完了です。

6 ドライバーソフトウェアが正常に更新されました。

③設定を元に戻す

 ③-1 bcdedit /set TESTSIGNING OFF

bcdedit で設定を元に戻します。

①-1 の時と同じようにコマンドプロンプトを管理者として起動して、bcdedit /set TESTSIGNING OFF と打ちます。
そのあと、bcdedit と打って設定を確認します。「testsigning             No」となればOKです。


Microsoft Windows [Version 10.0.10240]
(c) 2015 Microsoft Corporation. All rights reserved.

C:\Windows\system32>bcdedit /set TESTSIGNING OFF
この操作を正しく終了しました。

C:\Windows\system32>bcdedit

Windows ブート マネージャー
--------------------------------
[省略]

Windows ブート ローダー
--------------------------------
identifier              {current}
device                  partition=C:
path                    \Windows\system32\winload.exe
description             Windows 10
locale                  ja-JP
inherit                 {bootloadersettings}
recoverysequence        {xxxxxxxx-519c-11e5-88f8-a6d05af7c38d}
recoveryenabled         Yes
testsigning             No
allowedinmemorysettings 0x15000075
osdevice                partition=C:
systemroot              \Windows
resumeobject            {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}
nx                      OptIn
bootmenupolicy          Standard

C:\Windows\system32>

 ③-2 再起動、テストモード表示がないことを確認

再起動して、画面右下に「テストモード」の表示がないことを確認して終わり。

8 再起動、テストモード中の表示がないことを確認

以上